三寒四温どころか三寒冷四温熱って感じの寒暖差ですが、
先週末は河津桜も満開を迎え、春がすぐそこまで来ているのを感じます。
また今年も色とりどりの花景色を見に、福島の花見山とかに行きたいな~なんて思っています。
そんなわけで?今回は、春にぴったりな色選びとその心理効果についてご紹介します。

春になると「新しいスタート」や「ワクワク感」などがあって自然と心も軽くなりますよね。
そんな気持ちをデザインに取り入れるなら、色選びが重要になります。
春のデザインや広告に迷ったとき、ちょっと参考にしてもらえたら嬉しいです。
ピンク – 優しさと安心感の王道
桜を思い浮かべるとわかりやすいですが、ピンクは見ているだけでほっとする色。
やさしさや親しみやすさを感じさせるので、女性向け商品やファミリー向けのデザインにぴったりです。
淡いピンクは落ち着いた雰囲気に、ちょっと濃いめのピンクは元気で華やかな印象を与えます!
ライトグリーン – 新鮮さと安心感
新芽や若葉を思わせるライトグリーンは、フレッシュで前向きな気持ちにしてくれる色。
「新生活」「新しい始まり」に向いてます!
自然と安心感も生まれるので、企業の採用ページや環境系のキャンペーンにもおすすめです。
イエロー – 明るさと希望を届ける色
菜の花や春の日差しをイメージさせるイエローは、気分がパッと明るくなる色。
視線を集めやすいので、キャンペーン告知や重要なお知らせに使うと目を引きます。
スカイブルー – 信頼感と爽やかさ
澄んだ春の空みたいなスカイブルーは、安心感や清潔感を与える色。
BtoB向けや真面目な印象を出したいときに重宝します。
青空を背景にした春の広告って、自然と前向きな気分になりますよね!
ラベンダー – 上品さと癒しの絶妙バランス
ちょっと大人っぽさを出したいときはラベンダーがオススメ。
やさしさ+上品さが感じられるので、美容やリラクゼーション関連にしっくりきます。
ピンクやグリーンと合わせると、可愛さと落ち着きが絶妙にマッチしますよ。
ターゲットに合わせた春の色選びとポイント!
さらに春に適した色をターゲットを意識して選んだたり
上手な色の組み合わせの比率といったポイントをお伝えします。
1.ターゲットや業種を意識した色選び
春らしい色を取り入れるときは、「ターゲット」だけでなく、「どんなお店やブランドなのか」も意識するのがポイント。
業種やサービスの雰囲気に合った色を選ぶと統一感が生まれ、より魅力的な印象になります。

例えば
・ビジネス向け:明るめのブルーやグリーンに、濃いめの色をアクセントにすると信頼感を感じさせます。
・ファミリー向け:イエローやオレンジなど、明るく元気な印象の色を。
ポップなデザインならビビッドカラー、柔らかい雰囲気を出したいならパステル系を使うと効果的です。
・スイーツ系のお店:ピンクやパステルカラーを取り入れて、甘さや可愛らしさが伝わりやすい。
・ヘルシー系のお店:フレッシュなライトグリーンやイエローを使うと、健康的で爽やかな印象に。
・フェミニン・ナチュラル系のアパレル:桜のようなピンクやくすみパステルカラーで春らしさを演出。
・スポーツ・カジュアル系:ブルーやオレンジなど、慎重でエネルギッシュな春らしい色を取り入れると好印象。
・リラックス重視のサロン:ラベンダーやピンクベージュを使って、上品で落ち着いた雰囲気に。
・ネイルサロン:透明感のあるホワイトやパステルカラーが、清潔感と春らしさを演出。
2.色のバランスは黄金比を活用!
色の比率を意識して、バランスをよく色を配置するとスッキリします。
例えば
・ベースカラー(70%):の背景や大部分をデザインする色。
白や淡いグレーなど、落ち着いた色を使うことで、メインカラーが引き立ちます。
・メインカラー(25%):ブランドの印象を決める色。
春らしいピンクやグリーン、ブルーなどを使い、目的に合った雰囲気を作ります。
・アクセントカラー(5%): 強調したい部分に使う色。
ボタンや矢印など、注目させたいポイントには黄色や濃いピンクを配色すると全体が引き締まります。

春は「新しいことを始める季節」
だからこそ、デザインにも「春らしい色」を取り入れることで、ターゲットの心に自然と寄り添うことができます。
ちょっとした色選びの工夫で、デザインの印象が大きく変わるので、ぜひ試してみてください!
とはいえ色選びに迷ったら気軽に相談くださいませ。