日本人ならではのAIより優れている点ってなんだろう-2

前回からの続き、今回は日本人の強みからさらにAIでは再現できない部分をまとめてみました。

大きな強みだと感じるものから・・


繊細な美意識と職人気質
→細部へのこだわりや「美しいものを創る」ことに対して深い感性を持つ日本人。
この美意識は、「侘び寂び」や「間」といった概念的なもの。手作業で作られる陶器、和菓子、自然との調和感覚など、AIにはまだまだ理解できない部分。

人と人の深い共感能力
→何も言わずとも空気を読んだり相手の気持ちを察することや、対人関係やコミュニケーションをスムーズする共感力は、AIには難しい特性です。

アニメや映画の創造性や表現力
→絵巻物や浮世絵から日本人のDNAに刻まれているのかもと思えるぐらい、伝統文化や神話をベースにした独特な世界観や、細やかな心理描写や深い情緒はアニメや映画ならではの魅力で、AIでは再現できない「人間らしさ」があります。

伝統や匠の技からくる独創性
→特に日本の芸術やデザインは、伝統と革新が共存しているうえに匠の技とも言える独創性もあります。
経験や感覚に基づいている部分が多く、AIでは模倣が難しいと思われます。
100年以上続く企業の多い日本だからこそかもしれません。

次に日本人の優れた特性を活かせる職業や仕事は何がベストなのかまとめてみました。
日本文化に根ざした感性や言語運用能力、創造力を必要とする分野が多いです。


繊細な美意識と職人気質から
→文化・芸術関連の職業として伝統工芸職人、茶道、華道、書道
和食の料理や和菓子の職人など

創造性と独創性を活かせる職業・仕事
→芸術家・アーティスト(画家、音楽家、作家など)、デザイナー(ファッション、グラフィック、プロダクトなど)、
企画・プロデュース業、建築家、研究者

この2つはかなり被るところが多いと思います。

人と人の深い共感能力から
→サービス業や接客業全般(料亭や旅館、ホテルなど)、カウンセリングやセラピスト
保育士、翻訳・通訳、企業の広報、文化交流

アニメや映画の創造性や表現力から
→アニメ・映画制作に関わる全ての職業(監督、アニメーターはもちろんキャラクターデザイナー、声優、美術監督、音楽家などなど・・
そしてやはり日本の漫画家はみんな凄い!と思います。絵の才能はもちろん作家としてのストーリーを組み立てる才能もどちらも必要。
最近漫画アプリには韓国の漫画も多くて頑張っているなと思うけど、
スタジオ型(各工程ごとにスペシャリストが作業を分担する分業制)なこともあり、画一化している気がします。

最後にスナックのママ
→スナックの文化が日本特有化は知らないけど、AIには一生できない気がする(笑)

まとめ
まだまだ日本人が持つ強みを活かせる職業にはAIに代替が難しい職業も多いし、
新しい技術を活用しつつも人間的な価値を求める仕事も増えているため、日本人特有の感性と能力はより重宝されると思います。
AIはうまく使いつつ、日本人的な感性を入れてAIには作れない価値を創造していきましょう!