コマ送り

タイムラプスとインターバル

一部の方にはメルマガで送付した内容と同一ですのでご了承ください。


タイムラプスとインターバル撮影の違い

2020年11月4日 第219回

最近のスマフォに標準搭載されている感のあるタイムラプス。自分のiPhoneにも付いてるのは知ってても詳しい機能や設定、使うシーンが分からず、活用していませんでしたが、先日自転車用に買った車載カメラ代わりのアクションカメラにもタイムラプスがついていたので撮影してみました。

タイムラプスを簡単に言えば、一定の時間ごとに撮影してコマをつなげた、パラパラまんがのような「早回し動画」。よく見かけるのは雲の流れや歩道を渡る人の様子を早送りで見せる動画や、料理の手順を30秒にまとめて紹介するものとかでしょうか。

上記のように本来はカメラを固定して撮影するのに向いているのですが、動く自転車につけての撮影でもとても面白い動画が撮れました。

スピード感があるので、狭いスペースに突っ込む時はドキドキしたり、いつもの道が新鮮に見えたり(^^)

ところでインターバル撮影というカメラを固定して一定時間ごとに撮影していく技法は昔からあります。タイムラプスとの違いがよく分からなかったので調べてみました。

簡単に言えばインターバル撮影は1枚1枚撮影したものなので、そのままではただの静止画の集まり。それをアプリ等で動画につなげたものがタイムラプス。

ということは撮影方法がインターバル撮影で、それを動画につなげたものがタイムラプスといことになります。スマホは自動的にタイムラプスに変換してくれるので便利ですが、細かな設定が出来ないため一定のクオリティになってしまいます。

カメラは露光やシャッタースピードが自由に調整でき、暗い夜空の星の動きやクローズアップの花の開花シーンなども撮影可能なので、ハイクオリティなタイムラプスを作成できます。

またカメラによってはインターバル撮影後にタイムラプスに書き出してくれるアプリを搭載したものもあるようですし、タイムラプス以外にも合成して1枚の写真にまとめたり、あるいは合成したものを動画に書き出したりできるようなので、インターバル撮影が出来るカメラを持っているならいろんな動画が楽しめそうです。

タイムラプス身近になったことで、ホームページにもタイムラプスを使った動画がどんどん増えていますが、これから先にはもっと驚きの手法が出てくるのでは無いかなと楽しみです。