今回は前回の続き、春に適した色をターゲットを意識して選んだたり上手な色の組み合わせの比率といったポイントをお伝えします。
- ターゲットや業種を意識した色選び
春らしい色を取り入れるときは、「ターゲット」だけでなく、「どんなお店やブランドなのか」も意識するのがポイント。
業種やサービスの雰囲気に合った色を選ぶと統一感が生まれ、より魅力的な印象になります。
例えば
・ビジネス向け:明るめのブルーやグリーンに、濃いめの色をアクセントにすると信頼感を感じさせます。
・ファミリー向け:イエローやオレンジなど、明るく元気な印象の色を。
ポップなデザインならビビッドカラー、柔らかい雰囲気を出したいならパステル系を使うと効果的です。
・スイーツ系のお店:ピンクやパステルカラーを取り入れて、甘さや可愛らしさが伝わりやすい。
・ヘルシー系のお店:フレッシュなライトグリーンやイエローを使うと、健康的で爽やかな印象に。
・フェミニン・ナチュラル系のアパレル:桜のようなピンクやくすみパステルカラーで春らしさを演出。
・スポーツ・カジュアル系:ブルーやオレンジなど、慎重でエネルギッシュな春らしい色を取り入れると好印象。
・リラックス重視のサロン:ラベンダーやピンクベージュを使って、上品で落ち着いた雰囲気に。
・ネイルサロン:透明感のあるホワイトやパステルカラーが、清潔感と春らしさを演出。
2.色のバランスは黄金比を活用!
色の比率を意識して、バランスをよく色を配置するとスッキリします。
例えば
・ベースカラー(70%):の背景や大部分をデザインする色。
白や淡いグレーなど、落ち着いた色を使うことで、メインカラーが引き立ちます。
・メインカラー(25%):ブランドの印象を決める色。
春らしいピンクやグリーン、ブルーなどを使い、目的に合った雰囲気を作ります。
・アクセントカラー(5%): 強調したい部分に使う色。
ボタンや矢印など、注目させたいポイントには黄色や濃いピンクを配色すると全体が引き締まります。

春は「新しいことを始める季節」
だからこそ、デザインにも「春らしい色」を取り入れることで、ターゲットの心に自然と寄り添うことができます。
ちょっとした色選びの工夫で、デザインの印象が大きく変わるので、ぜひ試してみてください!
とはいえ色選びに迷ったら気軽に相談くださいませ。